ハザードマップで災害時の危険度を確認しておく
安全な暮らしを送っていくためには、災害に備えておくことが大切だといえます。住んでいる地域や建物の周辺環境について事前によく把握しておくことが、災害時の安全確保に役立つでしょう。賃貸物件選びの際には、周辺環境のチェックとともに、ハザードマップの確認をしておくのがおすすめです。ハザードマップには、被災が想定される地域やその危険度、避難経路などが示されています。たとえば大雨による災害が生じた際、どの地域まで浸水被害が生じるのか、といったことがわかりやすく表されているのです。ハザードマップは市区町村役場の窓口や自治センターで配布されている他、インターネットにも公開されています。災害時のことも想定した上で、賃貸物件選びを進めましょう。
建物周辺の防災チェックポイント
賃貸物件の内見を行う際には、建物内だけでなく周辺環境もチェックしておきましょう。防災を意識した上で周辺環境を確認しておけば、いざという時にスピーディーに対処できます。建物の周辺に河川がある場合は、氾濫や浸水リスクについて確認しておくと安心です。強風や台風といった災害時には、折れた木の枝によって窓が破損するなどのトラブルが少なくありません。建物の周辺に樹木がある場合は、きちんと管理されているかどうかをチェックしておきましょう。避難経路や指定避難所の位置なども、確認しておきたいポイントの一つです。避難所までの距離や、道路の広さなどをチェックし、災害時に無理なく移動できるかどうか確認しておくと良いでしょう。